簡単・スピード設営で手術室並みの清浄度を実現!
避難所における感染症の拡大を防ぐ
テント型のクリーンルーム

最先端ナノテクノロジー。
空気清浄度、手術室並み。

北海道大学電子科学研究所との産学共同ベンチャーによるカクリアのその効果は読売新聞にも記事となり、紹介されました。


北海道大学電子科学研究所石橋晃教授はこのカクリアに使用されている原理を、古くから住居に使われている障子からヒントを得ました。
適度な光と空気交換をなされながらも断熱、保湿を成し遂げる日本の障子。カクリアに使用されている内と外の分子交換のシステムはここにヒントがあります。
弊社はこの交換を独特の薄い膜で実現しました。

  • 分子交換システム--酸素と二酸化炭素の濃度が濃い方に流れる。

これこそ伝統を活かしつつコペルニクス的発想で最先端NANOテクノロジーに転換させた、まさに「ジャパンクォリティー」なのです。

ナノテクノロジー「内と外の分子交換特殊繊維」

北海道大学電子科学研究所石橋晃教授の大学発ベンチャーによる研究成果と「住宅の空気をきれいにする」という目標をもった地元企業の連携により、長年の試行錯誤を重ね、そして実績を積み上げ、2021年に製品化を成し遂げたのです。

「外に排気しない」
従来と一線を画す大学ベンチャーならではの発想力

従来のシステムとカクリアのシステムの比較図

カクリアは、
避難所における感染症の拡大を防ぐテント型のクリーンルームです。
独自の構造で外部には二酸化炭素のみを排出し、 手術室並みのクリーンな清浄度を確保します。

付随のろ過フィルター装置が空気中の汚染された粉塵を収集します。
排出されるのは、二酸化炭素のみです。

設営後、10分で手術室並の清浄度

設営10分後にはテント内は急激に浄化され、20から25分後には0.5ミクロンサイズの粒子はほぼゼロの状態に!


カクリアは有害物は排出しません。

排出されるのは、
濃度勾配の原理による天井から
二酸化炭素です。
だから、内も外も安全安心。
付近の歩行も安心です。

注目される大学ベンチャー発の技術

研究のためのクリーンルームを必要としていた北海道大学電子科学研究所石橋晃教授と、「シックハウス症候群」の対応を得意とする飛栄建設の松田の「空気をきれいにする」という両者の一致した目的のため、連携、共同開発が始まりました。

開発ストーリー

大学の研究室から、そして産学共同ベンチャーへ

2006年
北海道大学電子科学研究所石橋晃教授は太陽電池などの研究のためのクリーンルームを必要としていた。
従来のクリーンルームは何層にも重ねたフィルターで目詰まりが多く、そこで石橋晃教授は新たなクリーンシステムを考案した。
外気を取り込むのではなく空気を数回内部で循環させれば高い清浄度が得られ、フィルター交換も不要となる。
このシステムを更に研究、開発するために大学発ベンチャー「シーズテック」を設立。
「シックハウス症候群」の対応を得意とする札幌の地元企業飛栄建設の松田と知り合い、「空気をきれいにする」という両者一致した目的のため、連携、共同開発を開始した。

2016年
住宅の一部屋を丸ごとクリーンルームにするシステムを共同開発。
札幌市内の学習塾などで採用される。

2020年
コロナ対策に安心して診療をできるクリーンシステムはないかという病院医師からの相談を受け、仮設で組み立てられるクリーンルームを開発開始。

4月に内閣府、厚生労働省、消防庁による「避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応について」という通達が発せられ、避難所における、発熱、咳等の症状が出た者のための専用のスペースの確保が義務づけられる。

2021年
病院、診療所などで建築を伴わない仮設で組み立てられる「簡易クリーンブース」を販売。
市立札幌病院、国立病院機構 北海道医療センターに採用され、医療関係者から高い評価を得る。

そして、前年4月の内閣府、厚生労働省、消防庁による避難所における、発熱、咳等の症状が出た者のための専用のスペースの確保の義務を天災と共に生きていかなくてはならない日本人の共通の課題と強く認識し、感染症まん延防止対策用クリーンルーム『CAQLEA-カクリア-』」の開発を進め、7月にエコアース株式会社から販売開始。

令和2年4月7日 内閣府・消防庁・厚生労働省より

避難所の発熱、咳等の症状が出た者のための専用スペースの確保に関する連絡がなされました。

<抜粋>
発熱、咳等の症状が出た者は、専用のスペースを確保すること。その際、スペースは可能な限り個室にする。

コンパクトなのにゆったり

テント内部で立つことも可能。しかも天井部は光を通し内部が真っ暗になることはありません。

わずか秒で設営が完了します。

カクリアQ&A

よくある質問

エコアース株式会社代表松田が答えます。

カクリアの商品構成は?
カクリアはテント本体、ろ過フィルター(清浄機)、延長コード(5m)が一つのセットになっております。
ウィルスを含んだ空気や汚染されたチリが外部に排出されることはありませんか?
カクリアは従来の空気を排出する清浄環境システムとは異なり、外部に空気を排出することはありません。
また、天井部の特殊交換膜は酸素と二酸化炭素を通過させるだけであり、チリなどが外部にでることもありません。
設置に必要な時間の目安は?
テント本体の組み立て、特殊交換膜の取り付け、清浄機の設置等は10分程度で全て設置が可能です。
(二人で作業の場合)
骨組みなどの組み立ては必要ですか?
本体はワンタッチで組み立てが可能です。骨組み等の作業の必要はありません。
内部の様子を確認することは可能ですか?
内部を観察する小窓がついており、中に人がいる場合等、経過を観察することが可能です。
屋外での使用は可能ですか?
特殊交換膜の特性上、屋内での隔離スペース確保にご使用下さい。
組立時や収納時の大きさを教えて下さい。
テント本体の大きさは幅2.1m×奥行2.1m×高さ1.8mです。
テントをケースに収納した大きさは、直径83cm、厚さが14cm、重さは約9kgです。
感染が疑われる方を連続して収容することは可能ですか?
連続使用は可能ですが、収容する人が変わるたびに、一度消毒、乾燥をさせてから使用することを推奨します。
耐用年数を教えて下さい。
特殊交換膜の耐用年数は10年を目安としています。
汚損・破損が生じた場合は、弊社までご連絡下さい。対応させて頂きます。
隔離用以外の用途としてはどのような使い方がありますか?
避難所の環境が悪化している場合に、健常な方が避難する場所(逆隔離)となり、安全な場所の確保をすることができます。また、医療従事者の方が、高い清浄度を保ったクリーンルームで待機、準備するスペースとして利用することも考えられます。
汚損や破損、不具合が生じた場合にはどうすれば良いですか?
汚損等が生じた場合は、すぐに弊社までご連絡下さい。

連絡先:エコアース株式会社 電話 011-815-2701

Relaxation Effect

カクリアは手術室並みの清浄空間を維持します。

クリーン環境のリラックス空間として感染症以外の方のご利用も推奨いたします。

  1. 感染症の疑わしい人
  2. 具合の悪い人
  3. 介護が必要な人
  4. ヘルプカードを持っている方
  5. ヘルプカードを持ってはいないが、乳幼児・新生児のいる方、パニック障害などの既往歴のある方退院したばかり、睡眠障害のある方などなど。
  6. その他の事情、パニックで心が不安定を感じる方。

 ※:ヘルプカード(参照元wikipedia)

他社同目的製品とは一線を画します。
何よりも避難所などに関わる総ての方々に感染症対策への安全と安心を提供いたします。
これこそが我々にとって必要な真の医療資産であると言えます。

資料ダウンロード・お問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。

資料ダウンロード お問い合わせ